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節約の登竜門!電気料金を見直す

タカ
タカ
皆様は電気会社をどのように決定していますでしょうか。電力自由化が2016年からはじまり、選択肢も多々出てきました。毎月発生する固定費なので「面倒くさいからそのままで!」なんて言わず、一度時間を作って見直してみましょう。

まずは電気の請求書(検針票)を集める

月にどのくらい使用しているのかを把握することからはじめてみましょう。過去1年間分あれば申し分ありませんが、直近の数ヶ月分でも目安くらいは出せるかと思います。

現在の使用量と料金を確認した後に最適な会社を選ぶことになります。最近では電力会社のホームページにて簡単な数値をいれるだけで料金のシュミレーションをしてくれますので、簡単に見積ることができます。

てっとり速く試算するには

もっともてっとり早いのは、以下のサイトの様な一括見積もりサイトを利用することで何社もの会社の中から安いものを一瞬で表示してくれたりましす。ただし、広告を支払っている会社が上位に表示されるなども無きにしもあらずですので、盲信せずに最終決定はご自身の判断でされたほうが良いでしょう。また、こういったサイト経由の場合、なにかしらのキャンペーンをうけられる可能性がありますので直接電力会社のHPから契約するよりお得になる場合があります!

https://enechange.jp/?f=header-menu 「エネチェンジ 電気とガスのかんたん比較」

https://kakaku.com/electricity-gas/ 「価格.com 電気・ガス料金比較」

選ぶ上での注意事項

エリアによって契約できる電力会社は異なる

契約期間に縛りのついたものもある

解約金の支払いをもとめられる会社もある

お住まいのエリアによって契約できる会社・できない会社が存在します。よってそれぞれベストな電力・ガス会社は変わってきますので、ご自身でお見積りし、自身で選択することがとても大切です。

私の場合、東京電力管内になりますとシン・エナジーが料金的にはもっとも安いと見積もられています。(2021/11/26現在)

契約期間や解約金は、無いに越したことないですね。ここらへんは携帯会社と同じ様な感覚でしょうか。

シン・エナジーVSエルピオ電気VSどこよりも電気 徹底比較

今回は、比較サイトNo.1の「シン・エナジー(sym energy)」、過去最強の格安電力会社「エルピオ電気」、名は体を表すか「どこよりも電気」の三社から徹底比較していきます。

※エルピオでんきは2022年4月30日をもってサービスを終了すると発表いたしました。

シン・エナジーの料金表

エルピオ電気(スタンダードプランライト) の料金表

どこよりも電気 の料金表

基本料金の比較

どの世帯でも120kWhはかならず使用するでしょうから基本料金+120kWh使用したと過程した電気代を試算します。【 東京電力管内 】【従量電灯B】【30A】【戸建て】【2021年11月現在】の条件で試算しております。ご了承ください。

※従量電灯Bとは、主に一般のご家庭で電気を使用する際のプランが該当するので大抵の方がBです。 従量電灯Cは、多くの電気を使用する飲食店・事務所などで使用されます。

シン・エナジー
基本料金+120kWhまで使用した電気代 768.34円+2360.4円=3128.74円
エルピオ電気
基本料金+120kWhまで使用した電気代 858円+2536.8円=3394.8円
どこよりも電気
基本料金+120kWhまで使用した電気代 782.2円+3018円=3800.2円

シン・エナジーを最安基準としてみると、エルピオ電気は約266円どこよりも電気は約671円高いことになります。

それじゃあ、シン・エナジーでいいんじゃね?ってならないのが電気料金プランの難しいところです!

121kWhから300kWhまでの比較

121kWhから料金単価が変わってきます。(どこよりも電気やLooopでんきの様な全て一律の単価の会社もあります)単価が変化することで家庭の使用電気量によって最安の会社が変わってきます。300kWhまで使用した場合でシュミレーションしてみましょう。

シン・エナジー
121kWhから300kWhまで使用した電気代 4435.62円
エルピオ電気
121kWhから300kWhまで使用した電気代 4122.37円
どこよりも電気
121kWhから300kWhまで使用した電気代 4501.85円

最安がエルピオ電気で、それを基準としてシン・エナジーが約313円、どこよりも電気が約379円高いことになります。

基本料金の計算ではシン・エナジーがエルピオ電気より266円安かったので300KWh使用したら、わずかにエルピオ電気が安くなります。よって月の電気使用量が273kWh超えればエルピオ電気に軍配、それ以下ならシン・エナジーに軍配があがることになります。

年の大半が280kWh未満で収まる家庭にはシン・エナジー
年の大半が280kWhを超えている場合はエルピオ電気

301kWh以上の比較

ここからは月に450kWh使用すると過程して試算していきます。

シン・エナジー
301~450kWhまで使用した電気代 4128.79円
エルピオ電気
301~450kWhまで使用した電気代 3841.22円
どこよりも電気
301~450kWhまで使用した電気代 3747.35円

ここまでの段階別の電気代を全て加味すると、最安がエルピオ電気で、シン・エナジーが約335円高く、どこよりも電気が約691円高いです。

ですが、もっともっと電気使用しますって方はどこよりも電気が安くなるポイントがあるかと思いますが一般家庭でそこまで電気を使用するのかは疑問です。

まとめ

月々の電気使用量273kWhが分水嶺で、毎月200台後半までで収まりますってご家庭は「シン・エナジー」、毎月300以上使用しますってなると「エルピオ電気」が良いという結論になります。最初にもことわりましたが 【 東京電力管内 】【従量電灯B】【30A】【戸建て】【2021年11月現在】の条件で試算しております。

ここまであまり「どこよりも電気」のメリットをお伝え出来ていませんが、どこよりも電気は「他社に負けていれば、遠慮なくご連絡ください!」と豪語しており値引きの可能性もあります。私の方でも値引きに成功しましたら後日ご報告いたしますのでお楽しみに♪

2021年12月追記

どこよりも電気(株式会社Wiz)に現在の電気量を伝えて見積もりしてとお願いして、はや1週間経ちましたが返信が特にないようです。何も返さないってすごいですよね。

おトクな新電力【シン・エナジー】

独立に向けて スタートアップ編会社を辞めて、個人で生計をたてていきたい!潜在的にでもそう思っている人は少なくないはずです。お勧めの副業を調べてみたり、コンサルやコミュニティに入ってみたりと情報を収集するのはいいのですが情報の渦にのまれ迷走状態になってしまうなんでことも。今回は準備編として頭と自身の周囲の整理ついてのお話です...

2022年3月29日追記

本記事で紹介しております、エルピオでんきがサービスを終了すると発表がありました。とても残念でなりませんね。詳細は以下よりご確認ください。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2203/28/news095.html