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個人事業主の健康保険はどうする?

健康保険証

タカ
タカ
 退職を控えた方は、総務から話があるかと思いますが、これまでの使っていた健康保険を任意継続するか、国民健康保険に切り替えるか選択を迫られて悩んでいる方もいるかと思います。これから脱サラする人がどうすればよいかまとめています。

まずは、任意継続と国民健康保険を知る

それぞれの保険の特徴・メリット・デメリットをまとめてみましょう。

健康保険(任意継続)

・これまでの保険を2年間継続できる。被扶養者(妻・子など)の年間収入が130万円未満の場合は、被扶養者に対して保険料がかからない。また、2年間保険料の変動はしません。

・会社に所属していた頃は会社が半額負担してくれているのでこれからはこれまで払っていた額の倍収めていくことになります。

国民健康保険

・前年度の所得から保険料が算出される。高給取りの方だと退職したその年の保険料はエゲツないことになる。

・会社から資格喪失証明書が届いた後に、管轄の市役所・支所で手続きをおこないます。(原則退職後14日まで)

・扶養の概念がないため、被扶養者がいる方はそれぞれ保険に加入させらる為、割高になる可能性が高い。

・対象者の場合、減免制度がある。自治体によって基準がことなる。

保険料のシュミレーションをしてみる

保険料をシュミレーションして比較してみましょう。

  • 任意継続  会社員の時の請求されている保険料の倍(給与明細を確認しましょう)
  • 国民健康保険  以下のサイトからシュミレーションできます。http://www.kokuho-keisan.com/

基本的に扶養がいる方は、国民健康保険の方が高くなる傾向になります。

独身でそれなりの年収でしたという方は国民健康保険が安くなる可能性が高いでしょう。

また、国民健康保険は、自治体によって保険料が異なります。以下のサイトにランキングが記載されています。退職を機に安い地域に引っ越しを検討することもありかと思います。

https://ijyu-sien.com/p/national-health-insurance/


また、親や婚約者の扶養にはいる、国民健康保険組合に加入するという選択肢もあります。

今回は大部分の人が当てはまる「任意継続」と「国民健康保険」について紹介いたしました。