貯める

保険に入りすぎは禁物!加入すべき保険の“最適解”

タカ
タカ
リベ大では保険の入りすぎに注意喚起されています。保険とは、もし起こってしまった時に到底支払えない多額の損害が発生する場合にのみかけておくものという前提なので、「生命保険」「火災保険」「自動車保険」の3つで十分とのことです。この3つが個々人の家族構成で必要なものか必要でないかを判断する必要があります。今回は保険について掘り下げていきます!!

まずは学長のお言葉をお聞きください

必要な民間保険は大きく3つ

生命保険

生命保険とは、死亡や生きている間に重篤な病気にかかる場合に、保険金や給付金を支払うことを約束したものです。不測の事態に備えた要は「不幸の宝くじ」!

生命保険は、大きく4種に分類できます。

  • 死亡保険(死亡、または約款に定められた高度障害になったときに保険金が支払われます)
  • 生存保険(保険期間満了後に生存していた場合に保険金等が支払われる「学資保険」や「個人年金保険」など)
  • 生死混合保険(死亡保険と生存保険が組み合わされた保険。「養老保険」など)
  • それ以外(「死亡」以外のリスクに備える保険。「医療保険」や「がん保険」、「就業不能保険」など)

この中で必要な保険は死亡保険のみというのが結論です。しかも、自身が死亡した際に路頭にまよってしまう扶養家族がいる場合に限ります。フィアンセやお子さんが困らなくて済むために保険を掛けるわけです。

それ以外は、基本的に公的保険と自身の蓄えで対応していくというのが、もっとも経済的であるというとこです。人によって健康状態はそれぞれですので、重篤な病気にかかりやすい方などもいるでしょうが、あくまで健常者である人におすすめとしている考えであることをご理解ください。

また、死亡保険に加入する際、積立掛け捨ての商品があります。

掛け捨てタイプ は、保険料が安く 一定期間だけ厚い保障を効率的に準備したい場合に適しています。 解約返戻金や満期金戻ってこないのが特徴です。

積立タイプは、保険料が高く 保険としての機能はそのままに掛けた金額が解約時に一部戻ってきたりするものです。(条件付き)積立の利回り0.7%くらいを想定しておくと良い。

死亡保険は掛け捨て一択

保険と貯蓄は、まぜるな禁止です!分離して考えるのが吉!!月々の保険料(生命保険以外も含む)で5000円以上払うのは高すぎるといわれています。生命保険のみならば2000~3000円で十分と言われています。

ライフネット生命でシュミレーションしてみましたが以下の通りです。

死亡時、2000万円 期間10年 毎月2878円 です。10年払い続ければ345360円になります。(控除はいったんおいておきます)その金額で万が一に備えて安心を買うということです。

例としてライフネット生命をあげましたが、他にも安くて手厚い保険があるかと思いますので探してみてください。

火災保険

賃貸の方は、契約で盛り込まれているでしょうから関係ないでしょうが、持ち家の方は加入が必要です。ローンを組む際に火災保険加入が必須だったりもします。

地震保険に加入するか迷われる方もいますが保険料が高いわりにリターンが少なくなる場合が多いため加入しない方が良いように思います。マンションの場合は全壊する事例はほとんどないですし、戸建を購入された方は一考の余地はありますが、ローンがぜんぜん残っている状態で全壊しても再建できるだけの保証は受けられないので「焼け石に水」にしかならないです。それで家計をひっぱくするのでしたら貯蓄・投資に回したほうが良いかと・・。(あくまで一つの考えとしてお聞きください)

余談ですが、家屋が全壊したら国から保証が受けられます。詳しくは「被災者生活再建支援金」をお調べください。

ちなみに私が加入している火災保険は「AIU損害保険(現AIG損保) ホームライフ総合保険」で、建物1850万円 家財100万円を限度額に保証が受けられます。6年契約で69050円です。月になおすと960円程度になります。

また、火災保険は災害のみではなく盗難による被害にも保証があります。一度、空き巣に入られた際窓ガラスを割られたことがあるのですが、その際火災保険で保証を受けられました。

自動車保険

自家用車はどうしても必要な生活の方たちはいますので、車持ちの方のみ加入する必要が出てきます。

自動車保険は大きく2種類!

  • 自賠責保険(強制的に入る保険)
  • 任意保険(自賠責では損害に対する保証がカバー出来ない場合があるため、それに備えるための任意で入る保険)

結論として、自賠責はもちろん任意保険も加入すべきです。選ぶ上で抑えておきたいポイントは以下の通りです。

  • 対人対物(無制限) (対人事故などで多額の請求が必要になった際の保険に)
  • 車両保険は不要 (理由として、軽い事故で申請しても貰う金以上に今後の保険料が上がってしまう可能性がある。等級があがってしまうから)。
  • 弁護士特約つけたほうがよい
  • 対物超過修理費用の補償つけたほうがよい

おすすめの保険会社は以下の通り!

  • ソニー損保
  • セゾンおとなの自動車保険
  • チューリッヒネット専用自動車保険
  • SBI損保

一括で見積もりできるサービスもありますのでそれらを利用して見積もりをとってみてもいいかと思います。

無料の自動車保険一括見積もりサービス

最後に

保険は確率は低くても損害の大きいことに備えるためのものです。致命的な被害にならないことには保険より生活防衛資金で対応することがとっても大事です。保険に振り回されない人生を早いうちから構築していきましょう♪