YouTube収益化の条件って?
2023年に収益化の条件に変更があり、大幅にハードルがさがりました。新たに収益化するための条件となったのが以下の通りです。
- チャンネル登録者数500人以上
- 有効な公開動画を3本以上アップロード(直近90日で)
- 上記の条件に加え有効な公開長尺動画の総再生時間が3,000時間以上(過去1年間)もしくは公開ショート動画の視聴回数が300万回以上(過去90日間)のどちらかを達成
これまではチャンネル登録者1000人以上でしたので、半分で収益化可能になっています。また、再生時間の緩和も半分とはいかないまでもゆるめになっています。TikTokを意識してなのかショート動画を流行らせたいようで、ショート動画での条件はかなりゆるいかなという印象です。最近ショート動画ばかりあげているチャンネルが散見されますが、そういった背景のためだと思われます。
チャンネル収益化までの経緯
そもそもYouTubeをはじめたのは、動画編集スキルを身に着けたいという思いからです。特にチャンネルのコンセプトなども無いまま、趣味でよくやるゲームの動画を投稿したことがはじまりです。2020年10月に最初動画をアップし、お手隙のときに動画を編集しアップという不定期で投稿を続けておりました。口下手なのでただのプレイ動画に編集を加えるだけの動画でしたのでほとんど観られていないような状態でした。
少しずつ動画の編集にも慣れてきて、ゲーム動画を使わない動画を制作したいと思い立ち、SPIの問題などでみかける推論などを題材としたロジカルシンキングを鍛える問題を動画にしてみました。
編集スキル向上に加え、簡単に3Dモデルを制作できるソフトを併用し、面白い動画が作れたかなと個人的には感じていましたが、特に観られることはなかったですね。
2022年に個人的に好きで観ていたアニメに「オーバーロード」というライトノベル原作のアニメがありました。ラノベ原作ではありがちな映像化されているのが途中までになっていて原作を読んでない人は続きが気になるっ!けど活字読むのは面倒くさいなぁ~というニーズが一定数あるのかなと思い、オーバーロードの映像化されていないストーリーを要約してダイジェスト形式で動画化するのが面白いかもなと思い立ち投稿した動画がこちら!
趣味で制作しているドット絵を織り交ぜながらアニメーション形式でストーリーを追えるように制作した動画が思いの他多くの方に観ていただけました。このオーバーロードのダイジェストがキラーコンテンツとなり、収益化条件を達成するまでに至りました。
この形式でオーバーロード以外の作品もダイジェスト動画を作ればもっと多くの方に観ていただけるのかなとは思っていたのですが、この動画の制作時間がエグいほどかかることが理由でそれは断念しました。
「小説を読んで台本にまとめる」「登場人物のドット絵を制作する」「動画編集&エフェクト追加」など一人ですべてこなすには趣味のレベルを超えていると感じてしまったことが理由です。
仮に100%YouTubeに注力したとしても、月に数万円お小遣いがもらえる程度にしかならないだろうと予想がたっていたのでシリーズ化せずにチャンネルはそのままほぼ放置状態となってしまいました。
放置状態の合間も、この動画を視聴していただいている方がじわじわと増えてチャンネル登録者も少しずつ増えていって現在にいたるような状態です。
YouTubeでどれくらい儲かるの?
私は収益化したばかりでそれを提示することはできませんが、YouTuberの方には公開していらっしゃる方もいますのでそれが参考になるかと思います。ジャンルによっても広告単価が違うようで一律で語ることはできないかと思いますが、参考にはなるかと思われます。
参考例1)ルギアチャンネル
チャンネル名 | Lugia | YouTubeコンサルティング |
登録者数(収益公開時) | 1000人 |
動画投稿頻度 | 月4回 |
月の収益 | 12000円 |
参考例2)さきよチャンネル
チャンネル名 | さきよチャンネル |
登録者数(収益公開時) | 5000人over |
動画投稿頻度 | 月2~4回 |
月の収益(平均) | 27000円 |
参考例3)犬とわたしと北欧暮らし
チャンネル名 | 犬とわたしと北欧暮らし |
登録者数(収益公開時) | 1~2万人程度 |
動画投稿頻度 | 月3~5回 |
月の収益(平均) | 165000円 |
まとめ
収益化の緩和により脱サラ賢者タカのチャンネルも収益化できましたことのご報告と、これまでのチャンネル運営の軌跡をお伝えさせていただきました。
YouTubeをはじめて収益を得たいよと思われている方は、先に記載した収益例を参考に目標を立ててみるのがいいかもしれません。ちゃんと稼いでいきたのであれば最低チャンネル登録一万人以上でコンスタントに動画を上げていけることが絶対条件なのかなと思います。
正直な所、有名人でもインフルエンサーでもない一般人が一万人以上を目指すのは本当に至難の業で、市場分析・コンテンツ品質に対する知識が乏しいと無理ゲーと言わざるおえないですね。ただ、他では見れない質の高い動画を投稿すれば、時間はかかろうとも確実に結果がついてくるというのは身を持ってしりました。
YouTubeでご飯を食べていくというのはおすすめできませんが、YouTubeを利用した売名行為、広告としての消費者への訴求という目的であれば、YouTubeはタダで利用できる上に潜在的視聴者が溢れていますのでやらない手はないかと思います。