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フリーランスの健康診断はどうする?

タカ
タカ
会社員の頃は、年に一回健康診断がありましたが。フリーランスになったらどうすればいいんだろうと思われる方もいるのではないでしょうか。今回はフリーランスの健康診断についてのお話です。

自身で健康管理を行うこともフリーランスの仕事

当然のようで至極難しい課題です。一人ですべてをおこなわければいけないフリーランスは健康診断も自身の判断で受けることになります。一般健康診断は保険対象外で大体1万円以内で収まる予算で検診が受けることができます。必要最低限の検査項目となりますが、受ける受けないで安心感が全然違うでしょう。

フリーランスは検診にもお金がかかるのかと落ち込みたくなりますが、国民健康保険に加入者であれば健康診査を無料で受けれます。そんなお得な健康診査についてお伝えいたします。(年に1回のみ。2回受けると実費となる)

年齢で異なる健康診査

健康診査は、血液検査や尿検査などから、高血圧・糖尿病・腎臓病など生活習慣病のきざしをいち早く見つける健康診断です。年度に1回、健康診査を受けてからだをチェックしましょう!

ただし、条件があり先に述べた「国民健康保険」加入者であること。そして35歳から39歳までの方は「国保健康診査」の対象となり、40歳から74歳までの方は「特定健康診査」の対象、75歳から「後期高齢者健康診査」が対象となります。よって34歳以下ではこの診査の対象外ということになります。

35歳から39歳が対象!「国保健康診査」

国民健康保険にご加入の方は「35歳から39歳の国保健康診査」(無料)の対象です。
また、女性の方は「女性の健康診査」(900円/登録が必要)の対象です。

※私の管轄地区の話になりますので、ご自身の市区町村では異なる可能性がございます。

40歳から74歳まで!「特定健康診査」

国民健康保険にご加入の方は「特定健康診査」(無料)の対象です。
後期高齢者医療制度にご加入の方は「後期高齢者健康診査」(無料)の対象です。
※「特定健康診査」とは、加入している健康保険組合の保険者が実施するものです。

※私の管轄地区の話になりますので、ご自身の市区町村では異なる可能性がございます。

75歳以上の方、「後期高齢者健康診査」

「後期高齢者健康診査」(無料)の対象となります。
※後期高齢者医療広域連合からの委託を受けて実施します。

また、健康診査後の治療に要する費用は有料となります。

※私の管轄地区の話になりますので、ご自身の市区町村では異なる可能性がございます。

受診する主な流れ

  • 【案内がきます】加入しているお住まいの市区町村国保又は国保組合から健診の案内(受診券などの送付)があります。案内にある施設や病院などで健診を受けてください。
  • 【受診】・身体計測(身長、体重、腹囲)、血圧測定、血液検査(血糖、脂質、肝機能など)、尿検査(尿糖、尿たんぱくなど)、問診   ※この他に、医師の判断で詳しい検査(貧血、心電図、眼底、血清クレアチニン)が行われることがあります。
  • 【結果】検査や問診結果などを総合して、腹囲及び追加リスクの数の判定が行われ、特定保健指導の対象者が選定されます。

検査項目は本当に最低限なので、たとえば五年に一回は人間ドックを受けてしっかり検査してもらうのがコスト面でも良いようなきがします。人間ドック費用助成制度もあり、1万5千円程度で検査が可能になります。

義務教育で習った「健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」がこの歳になって、しみじみ感じる今日このごろでした。