先日職業訓練校を通う上でのメリット・デメリットをご紹介させていただきましたが、通っているうちに断念せざるおえない状況もあるかと思います。そんな方の為に訓練校を自主退校した体験談をご紹介いたします。
職業訓練校って途中でやめれるの?
職業訓練校に通うからには最後まで全うしなければと思う方が大半でしょう。
正直な所、訓練校を修了することにステータスは特にありません。(実習があるトレーニングなどは修了することでメリットがあるかと思います。)
訓練校にて学んだ知識・スキルに意味があるのです。もし、「訓練校に通うことに意味が見いだせない」、もしくは「就職が早期に決まった」や「病気・怪我」等途中退校をお勧めいたします。
訓練校を自主退校するための手順
通っている委託訓練校へ相談する
まずは、通われている訓練校へ退校の意思を伝えなければなりません。訓練校に通えばわかりますが授業の講師とは別に訓練生の担当となってくれる委託校の職員がいます。遅刻や欠席の時もその方への連絡をしますが、退校の際も担当の方にお話をすることがもっとも一般的です。
私の通っていた委託訓練校では最低でも3日前には退校の連絡をとルールがありましたが、それは絶対ではないようです。
突然退校の話を切り出すわけですから込み入った話になるのかと思い、私の場合担当の方にメールでアポイントをとり、お話をさせていただきました。
「そんなこと言わずに、もうちょっと頑張ってみましょうよ~」みたいに押し問答になるかと思ったのですが、案外あっさり受け入れてもらいました。
雇用保険との兼ね合いもあるので退校日は担当の方とよくよく相談して決定したほうが良いかと思います。話した当日に退校することも不可能ではないと思いますが、余裕をもって話をすることをオススメします。
退校に必要な書類を提出
「退校願」「就職活動報告書」を頂き、記入します。記入する項目はさほど多くありませんし、担当が親切に教えてくれると思います。
最初は技専(高等技術専門校)にご自身で退校の手続きをのため行ってもらいますっと言われましたが、技専に連絡してもらった所、退校に必要な書類を郵送でやりとりできますとのことで、委託校が書類を一式お送りいただけるという話になりました。
技専は、訓練校を通う前に説明会で行ったのですが、結構僻地にあるのでありがたいですね。
ただ、技専から郵送されてくる書類を自身の管轄のハローワークへ提出するのはご自身です。郵送のため何日かラグがうまれますのでハローワークにその旨を一報しておくように勧められます。
書類をハローワークへ提出
技専より、書類が書留で届いたらハローワークの雇用保険給付課にて手続きを行います。私の場合、退校日から1週間後に届きました。一度お電話でハローワークに確認した時は退校してから2週間以内にお越しいただければ問題ありませんとのことでした。
いよいよ給付のための再度手続きを行うわけですが、私の場合も当てはまるのですが自己都合と思われる退校理由の場合、退校日の翌日から1か月間の給付制限がつきます。(訓練校の人も誰も教えてくれなかった^^:)
よって、通常月1で通う認定日も1月飛ばして翌々月に認定日が指定されます。
上記の話は給付日数が残っている場合に限ります。もちろん訓練校に通うことで給付を引き伸ばしている方は給付は退校時点で終わりです。
もし、郵送でなかった場合、自身の足でその日中に退校の手続きそしてハローワークでの手続きを終わらせることになります。こっちの方が郵便が届かないというドギマギ感が無いので良いかもしれません。
以上、途中退校の手続きについてのお話でした。