そもそもオンラインストレージのメリットって?
比較にはいる前に、オンラインストレージのメリットをおさらいしておきましょう。オンライン+ストレージと言われている通りオンライン(ネット上)にストレージ(保存場所)を用意してくれるサービスです。ローカルストレージ(自分のPCやスマホの保存領域)では実現できない以下のメリットあります。
- オンライン上に保存しているため、ネットにつながっている状態ならどのスマホ・PCからでも利用ができる
- ローカルストレージやNASに保存しておくと、ハードディスクの故障でデータがふっとぶ恐れがあるが、オンラインストレージを利用しておくとその心配がほぼほぼ0になる。また、サービスによっては削除したデータの復元も行えたりする。
- 権限をあたえることで複数でアクセスできることから、データのやり取りや共同作業が容易になる
高速の光回線や5Gが普及してきた今、なくてはならないものになってきています。今回は純粋なストレージとして利用できるサービスにしぼって比較していきたいと思います!
オンラインストレージ比較
それでは、オンラインストレージと言えばこれっという4社のサービスを比較してみましょう。1つめGoogle Drive、2つめOneDrive、3つめDropbox、最後にTeraCLOUDです。これらを比較していきましょう!!
※法人向けプランは除外します。
Google Drive | OneDrive | Dropbox | TeraCLOUD | |
提供会社 | Microsoft | Dropbox | TeraCloud | |
無料容量 | 15G | 5G | 2G | 10G |
有料plan | 100GB(250円/月) 2TB(1,300円/月) | 100GB(224円/月) 1TB(1,284円/月) | 2TB(1,500円/月) 3TB(2,400円/月) | 300GB(733円/月) 3TB(1,320円/月) |
共有機能 | ○ | ○ | ○ | ○ |
売り | googleサービスすべてと連携 | windowsに標準で装備 | ストレージとしては一番知名度あり | 国内のサービスなだけで安心 |
自動同期 | ○ | ○ | ○ | ○ |
復元機能 | ○ | ○ | ○ | ー |
app | ○ | ○ | ○ | △※1 |
無料で使うならGoogle Drive一択
比較表を見ても分かるとおり圧倒的に容量が多いです。それはGmailやGフォトといったgoogleのサービスすべての共通のストレージとなっています。それだけに使いかってが良く15Gなんてあっというまに使い切ってしまいそうです。
容量を追加するにしても100G追加で月々250円ですから、かなり良心的なサービスといえますね。本当にgoogleは世界を牛耳っているなと改めて感じます。
大容量ならTeraCloudか!?
あまり知名度は高くないですが日本国内のサービスで、比較対象の中では大容量で最も安いというなかなか尖っていていいサービスですね。ビジネス用途で個人で3TB使うのは動画編集業務ならありえるかなといった感じですが他ではそんなに使うものなんでしょうかね。
アプリは無いようですが、スマホビューに対応していたり外部アプリと連携して利用できたりとあまり不便は感じなさそうですね。
https://teracloud.jp/ja/index.html
番外編
URL発行型のストレージ「ギガファイル便」
アカウントを作成しなくても使えて、データをアップしたらURLが発行され期間内であればそれをダウンロードすることができます。単発でのやりとりでのデータ提供などにとても重宝します。また、この手のサービスの中では異常な1ファイル300Gまでアップロード可能と他から頭抜けているギガファイル便は使わない手はないですね。
無料で1T使えるTeraBox
無料で1TBもの容量を使用できるという耳を疑うサービスです。先に紹介した有料のサービス使わなくてもこれでいいじゃん!っとなるかもしれませんが一つ注意!!百度(バイドゥ)の子会社であるpopin社が運営をしているサービスです。ようは中国IT企業ということでデータの安全性に疑問があるサービスです。また、口コミではストレージにアップは問題ないが、ダウンロードが異常に遅いなども見受けられます。興味がある方はとりあえずどうでも良いけど消すのはちょっとというデータの保存場所として活用してみるのがよいのではないでしょうか。